水と組織とデジタル化を通じて、
失われつつある技術と感性を後世に伝えていきたい。

企業の皆様は、競争力を高めるために、主要な生産ラインへの投資を優先したいとお考えのことと思います。しかし、工場の安定稼働には、水処理施設のような付帯設備の適切な維持管理が不可欠です。

特に、排水処理施設は各工場に合わせたオーダーメイドのものが多く、運転管理には長年の経験と専門知識が求められます。熟練技術者の高齢化に伴い、技術継承が困難になっている現状を打破しなければなりません。

高度経済成長期に建設された排水処理施設は老朽化が進み、設備の更新や技術伝承が喫緊の課題です。

ウォーターデジタル株式会社は、長年培ってきた水処理施設の安定運転ノウハウを、データ分析とデジタル技術で可視化し、次世代への技術継承を支援します。

ウォーターデジタル合同会社

原田 篤史

代表

技術士 ( 衛生工学部門 )、毒物劇物取扱責任者、情報セキュリティマネジメント 他

2024 年 3 月まで水処理専門メーカーに所属していた経験を活かし、独立起業しました。技術士 ( 衛生工学部門 ) の資格を有し、お客様のお困りごとに対応します。

【設立】
【事業内容】

2024 年 6 月 4 日
アドバイザリー事業
・水処理施設一般
・組織変革
・デジタル化推

代表・原田の経歴

1996年 4月

カジマアクアテック株式会社 工事部他

1996 年に入社、工事部に配属され主に農業集落排水の施工管理に従事。山形県飯豊町の施設にて全国で初めての施設を稼働しながらの増築工事を計画、施工、試運転調整を実施。

1996年 4月
2001年

新事業開発や分析センターなども兼務し、水処理施設の遠隔監視装置、自動水質計測装置等の開発などに従事。各社でデータが共有できるように農業集落排水協会(JARUS)に提案し、XML による共通データ記述法 ( 案 ) を策定。

2001年
2005年 10月

クボタ環境サービス株式会社 営業部

上下水道施設維持管理の技術営業部署に配属され、当時採択が進んでいた総合評価方式(各入札企業の提案を含む総合得点で入札する方式)に対応するための技術員として従事。
営業の技術サポートをするだけでなく、各現場で出向き、浄水場、下水処理場、汚泥焼却設備などで実際の運転管理も行い、そこで得た知見を元に新たな維持管理方法などを企画、提案。

2005年 10月
2007年 5月

オルガノ株式会社 計画部

主に半導体工場などの排水処理施設の計画部署に配属。

2007年 5月
2010年

中国を始め、海外案件も担当。

2010年
2012年

ベトナム・ハノイ空港第二ターミナルの下水処理プラントの現地設計を行うために約一年間、長期出張で案件に対応。

2012年
2013年

Organo Thailand Manager

ベトナム長期出張中にタイ現地法人への赴任開始。今まで通りの排水/用水処理の計画業務だけでなく、タイ人スタッフをまとめ上げるマネジメント業務も実施。
日本国内よりも更に幅広い業種業態の工場用水 / 排水処理を手掛けるだけでなく、水不足の地域らしく完全水リサイクルプラントの計画、設計、試運転、維持管理まで一貫で手掛る。また、現地タイ人スタッフだけで会社が運営できるように、技術とマネジメント手法の引き継ぎも行う。

2013年
2017年

オルガノ株式会社 経営企画部、業務改革推進部

2017年に新設の新規事業担当として帰国し着任。残念がら新規事業としては採択できるものは提案出来なかったが、その途中でそもそも「現状変化」を是としない社風の変革が必要と分かり、経営ビジョン「昨日までのやり方を、明日に向けて、今日変える人をつくり」を実現する新設部署(業務改革推進部)に異動。
業務改革推進部では、各バックオフィス部門と連携し、全社員に向けての意識改革の施策を実施した。その結果、「時間あたりの業務効率」を社員自らが考える習慣が根づき、ムダな作業が減っていった。

2017年
2020年 7月

オルガノ株式会社 情報システムグループ長

2020 年 3 月に起こったコロナ禍での緊急在宅勤務対応時、陣頭指揮をとって一週間で在宅勤務環境を整える。その功績から情報システム部門長に抜擢。
部門長就任後は、今までのオンプレ・スクラッチシステム&境界型防御からクラウド利用&ゼロトラスト環境の構築に大きく舵を切り、世界中どこでも業務対応が可能の情報インフラを整えると共に、デジタル化による業務効率化を進め、営業利益率を継続的に引き上げる仕組みを構築。

2020年 7月
2024年 6月

ウォーターデジタル合同会社 設立

50歳を機に製造業全般の水処理アドバイザーとして独立。兼業として、組織開発を行うあまねキャリアの執行役員、全国クラウド実践大賞 支援部門のエバンジェリスト賞を受賞した和田正典氏が行う DX 経営塾のゲスト講師(組織変革論)も行う。
また、NewsPicksのプロピッカーとして水に関する様々な情報を提供している。

2024年 6月