防災意識を見直そう!ペットボトルの水の賞味期限と備蓄のコツ

1995年1月17日は阪神淡路大震災が発生した日、今日(ブログのアップした日)は30年目に当たります。。 防災意識を高め、備えを見直す日にしたいですね。

ウォーターデジタル社では、 「水」を通して安心・安全な社会に貢献するため、 日々、水処理技術に関する発信を続けております。

今回は、震災時に役立つ「水」の知識として、 ペットボトルの水の賞味期限と備蓄について解説します。

結論から言うと、未開封のペットボトル水は、賞味期限切れでも飲めます!

ただし、一度でも開封したものは、 雑菌が繁殖している可能性があるので、飲まないようにしましょう。

ペットボトル水は、 微量ながらガスを透過する性質があります。 そのため、長期間保存すると、 中のガスが抜けて容量が減ってしまうのです。

日本の法律では、 内容量が一定量減ると、 それを「品質劣化」とみなします。

つまり、ペットボトル水の賞味期限は、 「味が変わるから」ではなく、 「量が減るから」設定されているのです。

ガスは通しても、細菌やウイルスは通しません。 未開封であれば、病原菌が侵入する心配はありません。

長期保存水は、 ペットボトルの素材や厚さを工夫することで、 ガスの透過を抑えています。

そのため、長期間保存しても、 内容量が減りにくく、品質を保てるのです。

日頃から防災を意識するなら、 「ローリングストック」がおすすめです。

一定量の水を備蓄しながら、 賞味期限が近いものから消費していく方法です。

こうすることで、 常に新しい水を備蓄しておくことができます。

警視庁の公式Xアカウント(@MPD_koho)によると、 水道水は塩素の効果で雑菌の繁殖を抑え、 常温で3日、冷蔵庫で10日程度保存できます。

(浄水器を通した水や白湯は、 塩素の効果が弱まるため、 長期保存には不向きです。)

キーワード: 阪神淡路大震災、防災、備蓄、水、賞味期限、消費期限、ペットボトル、長期保存水、ローリングストック、水道水、警視庁、ウォーターデジタル、水処理

water-admin