排水量削減に我々が出来る事

先日発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故は、下水道管の破損によるものですが、更に土砂流出もしているらしく、 復旧作業には時間がかかる見込みです。

このような状況を受け、埼玉県北部地域では、下水道への負担を軽減するための対策として、下水量の削減が呼びかけられています。

ウォーターデジタルは、水資源の保全と持続可能な社会の実現に向けて、積極的に活動している企業です。 私たちもこの問題に対し、何かできることはないかと考え、家庭で手軽にできる下水量削減のアイデアをまとめました。

下水道管の破損は、その当時に採用した配管の種類と、長期利用にわたる腐食が主原因ではありますが、 私たちが日々排出する下水の量や質も、少なからず影響もゼロではありません。

油や生ごみなどの排水は、下水道管の詰まりや腐食を招く原因となります。

ご家庭でのちょっとした工夫で、下水量を減らし、下水道管への負担を軽減することができます。 インフラを適切に利用し、長期にわたって活用するために我々一般市民が出来る事を続けたいものです。

キッチン

  • 食器を洗う前に、油汚れをキッチンペーパーなどで拭き取ると、洗剤と水の量を減らせます。
  • 食器洗いは、流水ではなくため洗いを。すすぎの回数も減らしましょう。
  • 野菜や果物は、ボウルに水をためて洗いましょう。
  • 排水口ネットをこまめに交換し、生ごみが排水管に流れ込むのを防ぎましょう。

お風呂場

  • 節水シャワーヘッドに交換し、シャワー時間を短くしましょう。
  • お風呂の残り湯は、洗濯や掃除に再利用しましょう。

洗濯

  • 洗濯物はまとめて洗い、洗濯の回数を減らしましょう。
  • 洗濯機の節水コースを活用しましょう。
  • 洗剤は適量を使用しましょう。

トイレ

  • 節水型トイレへの交換を検討してみましょう。
  • トイレの大小レバーは、用途に合わせて使い分けましょう

今回の事故は、私たちに、水資源の大切さと下水道システムの重要性を改めて認識させてくれました。 日々の生活の中で、下水量を減らすための小さな努力を積み重ねることで、下水道管の破損防止に繋がり、ひいては地域社会の安全に貢献することができます。

ウォーターデジタルは、これからも水資源に関する情報を発信し、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。

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