【初心者向け】ファウリングって何?

「RO膜のファウリング」って、なんだか難しそうな言葉ですよね。でも、水処理の世界では、とっても大切なキーワードなんです。
この記事では、水処理を始めたばかりの方や、RO膜についてこれから学ぶという方に向けて、RO膜のファウリングについて、できるだけわかりやすく、やさしい言葉で解説します。
RO膜ってどんなもの?
まず、RO膜(逆浸透膜)について簡単におさらいしましょう。
RO膜は、水を通すことができる、とても小さな穴がたくさん空いた膜のことです。この穴は、水分子だけを通すことができるくらい小さいので、水の中の不純物を取り除くことができます。
例えるなら、とても目の細かい「こし器」のようなものです。このRO膜を使うことで、不純物の少ないきれいな水を作ることができるんです。
ファウリングって何?
さて、本題のファウリングについてです。
ファウリングとは、RO膜の表面に、水の中の不純物がくっついてしまう現象のことです。
せっかくRO膜で不純物を取り除こうとしているのに、不純物が膜にくっついてしまったら、膜の性能が落ちてしまいますよね。
例えるなら、せっかく細かい目のこし器なのに、そこにゴミが詰まってしまって、うまく水がこせなくなるようなものです。
どんなものがくっつくの?
RO膜にくっついてしまう不純物には、いろいろな種類があります。
- スケール: 水の中のカルシウムやマグネシウムなどの成分が固まってくっついたもの。お風呂場の鏡につく水垢のようなものです。
- バイオフィルム: 細菌などの微生物がくっついて、ヌルヌルした膜を作ったもの。
- コロイド: 水の中に浮遊している小さなゴミのようなもの。
- 有機物: 水の中のタンパク質や油などの有機物がくっついたもの。
ファウリングが起きるとどうなるの?
ファウリングが起きると、RO膜の性能が低下して、いろいろな問題が起きてしまいます。
- 水の量が減る: 膜が詰まってしまうので、作れる水の量が減ってしまいます。
- 水の質が悪くなる: 不純物がうまく取り除けなくなるので、水の質が悪くなってしまいます。
- 電気代が高くなる: 膜に無理やり水を通そうとするので、余計なエネルギーが必要になり、電気代が高くなってしまいます。
- 膜が壊れやすくなる: 膜に負担がかかるので、膜が壊れやすくなってしまいます。
ファウリングを防ぐには?
ファウリングを防ぐためには、いろいろな対策が必要です。
- 前処理をしっかり行う: RO膜の前に、水の中の不純物をできるだけ取り除いておくことが大切です。
- 薬品を使う: スケール防止剤などの薬品を使うことで、不純物がくっつくのを防ぐことができます。
- 定期的に掃除をする: 膜に付着した不純物を定期的に洗い流すことが大切です。
- 運転方法を工夫する: 膜に負担がかからないように、運転方法を工夫することも大切です。
まとめ
RO膜のファウリングは、ROシステムを長く、そして効率的に使うために、とても重要な問題です。
ファウリングの原因を理解し、適切な対策を行うことで、ROシステムを安心して使うことができます。
もし、RO膜のファウリングについてもっと詳しく知りたい、何か困ったことがあれば、専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者が周りにいない時や、第三者の意見を聞きたいときは、工場のセカンドオピニオンであるウォーターデジタル社にぜひお問い合わせください。