Water Digital

2026/5/24 21:14

今日の水の言葉

あらゆるものの特効薬は塩水である。汗、涙、あるいは海だ。

(英:The cure for anything is salt water: sweat, tears or the sea.)

映画『愛と哀しみの果て』の原作としても知られる小説『アフリカの日々』の著者、イサク・ディーネセン(本名カレン・ブリクセン)の有名な言葉です。

彼女は、人間が人生で直面するあらゆる苦難や悲しみに対する処方箋を、三つの「塩水」に見出しました。

一つ目は「汗」。自らの身体を動かし、労働や運動に没頭することで得られる前進と浄化です。二つ目は「涙」。悲しみや感情を抑え込まず、ありのままに流すことで得られるカタルシス(精神の解放)です。そして三つ目は「海」。圧倒的な自然の広がりを前にすることで、自分の抱える悩みがちっぽけに感じられ、視座がリセットされる体験です。

人間の体内を流れる塩水(汗と涙)と、地球を覆う巨大な塩水(海)を繋ぎ合わせ、私たちが立ち直るための力はすでに自分自身と自然の中に備わっているという真理を、美しく表現した言葉です。

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