2026/3/24 21:51
今日の水の言葉

潮の満ち引きは、月の引力によって起きる
17世紀の物理学者アイザック・ニュートンが、著書『プリンキピア(自然哲学の数学的諸原理)』の中で初めて数学的に証明した事実です。
海面の水位が1日の間に周期的に上下する「潮汐(ちょうせき)」現象は、月の満ち欠けと連動していることが古代から経験的に知られていました。しかし、なぜ遠く離れた月が地球の海を動かすのかという仕組みは、長らく解明されていませんでした。
ニュートンは、すべての質量を持つ物体の間には引力が働くという「万有引力の法則」を用いて、この仕組みを説明しました。


地球上の海の水は、この法則に従って月(および太陽)の質量による引力に引っ張られることで、水位に変化が生じます。
この証明により、潮の満ち引きは得体の知れない神秘的な現象から、物理法則に基づいて予測・計算できる客観的な事象へと変わりました。観察と数式を用いて自然界のルールを紐解いた、科学的なアプローチの歴史を示す事例です。
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