2026/7/6 21:23
今日の水の言葉

水急にして月を流さず(みずきゅうにしてつきをながさず)
自然の情景を用いて心のあり方を説いた禅語です。
川の水がどれほど激しい勢いで流れていても、その水面に映っている月そのものが押し流されてしまうことはありません。この風景から転じて、周囲の環境が激しく変化し、世の中が慌ただしく動いていても、自分自身の本質や信念(=月)は決して揺らがない状態を表しています。
私たちは日々、様々な情報や他人の意見、目まぐるしい社会の変化(=激しい水の流れ)にさらされています。それに反応して心が乱れそうになった時、水面に浮かぶ静かな月のように、自分の内にある確固たる軸を見失わないことの大切さを説いています。
動的な「水の流れ」と静的な「月の影」の美しい対比によって、情報過多の現代を生きるためのヒントを与えてくれる言葉です。
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