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2026/6/17 01:55
データセンターの水回収率は比較できる?!ありそうで無かった水回収率の計算基準

先日、米マイクロソフトのサティヤ・ナデラCEOが、データセンターの水消費をめぐる批判に対し、「1拠点あたりの水使用量はレストラン1店舗分にすぎない」と発言したというニュースがありました。生成AIの爆発的な普及に伴い、各地で巨大データセンターの建設が進む中、地域住民からは電力や水の過剰な消費に対する警戒感が激化しています。ナデラ氏の発言は、こうした反発を和らげるためにコメントしたのでしょう。
確かに、都市部にある大型レストランや商業施設が消費する水量を一律に並べれば、データセンターの瞬間的な「取水量」がそれと同等に見える瞬間はあるのかもしれません。経営層や投資家向けのPRとしては、いかにもクリーンで負荷が低いインフラであるかのような印象を与える、計算されたレトリックと言えます。
しかし、過去記事でもデータセンターの冷却方法について解説してますが、その方法によって、どれだけ水を使った(液体である水を水蒸気に変換したか、もしくは排水として下水道に流したか、適切な処理を行い河川に戻したか)は、なかなか一概にくくれないものがあります。
同じ「使う」という言葉であっても、流域の水資源に与えるインパクトの質が根本的に異異なります。さらに、データセンターは24時間365日、局所的に大量の資源を要求し続けます。水リスクを単なる「総量の比較」という数字で片付けたとしても、すでに感情論として受け付けない周辺住民を説得するには、なかなか難しいところがあるでしょう。
今回は、そんな水の有効利用の計算方法の現状について解説します。
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